レス・ザン・ゼロ|足りないまま、埋まらない

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本日の映画レビューはレス・ザン・ゼロ !!
原作は1985年に出版されたブレット・イーストン・エリスの小説。映画化されたのは1987年とのこと。


観よう思ったキッカケ

ジェームズ・スペイダーの名前を見て「あ!」と思って。
すみません、ヨコシマな思いのもと、観てみようと思った次第であります。否定はしない!!
ジェームズ・スペイダーだもの。観ないわけにはいかない。

と、初めはそんな気持ちでしかなかったけれど、そういうノリじゃ見れない感じの重たさがありました。


ざっくり映画情報

原題:Less Than Zero(レス・ザン・ゼロ)
公開年:1987
制作国:アメリカ
監督:マレク・カニエフスカ

キャスト
クレイ・イーストン:アンドリュー・マッカーシー(ザ・優等生)
ブレア:ジェイミー・ガーツ(麻薬にハマるクレイの元恋人)
ジュリアン:ロバート・ダウニー・Jr.(麻薬にハマるクレイの親友)
リップ:ジェームズ・スペイダー(イケメン。悪いヤツだけどイケメン)


あらすじ的な

大学生のクレイ・イーストンがクリスマスに帰省したら麻薬にハマっている昔の恋人ブレアと親友のジュリアンに再会。
なんだかちょっと様子がおかしいなと思っていたらちょっとどころじゃない状況で「このままじゃダメだろ」とみんなでここを抜け出そうと考えるクレイ。
なんだけど、そう簡単にいかないのがこの話。


思ったこと、感じたこと

注目して欲しいポイントは、リップを演じている俳優さん!ジェームズ・スペイダーですよ!!
あの不敵な笑み。
CSで放送されていた「THE BLACKLIST/ブラックリスト」も観ていましたが、この不敵な感じのする笑い方は変わってないのだなーと思うと、ぞくぞくしちゃうね。
「うわぁ、、悪そう」という感じがたまりません♡
セックスと嘘とビデオテープの時とはまた違った印象で釘付けになっちゃうよね。

と、ついついジェームズ・スペイダー寄りになっていますが、主人公であるロバート・ダウニー・Jr演じるジュリアン。
孤独とか絶望とかそういった負の感情を抱きつつ自分ではどうしようもならない現状に半ば諦めがちで流されるまま生きているといった印象。
寄り添うブレアは麻薬に手を出しながらもそこまで溺れることはなく。
親友のクレイは芯が強く正義感たっぷりの誠実な人でおまけにお家はお金持ちという、玉の輿に乗りたい男NO.1になれそうな人物である。
ドラッグに翻弄されつつも、なんとか必死で前向きになろうと努力する3人の姿が見えます。
友情を超えて、愛情というのか、3人だけの絆なんでしょうか。

でもって、イケメンのリップ様はどうなんだというと・・・
まぁ、ドラッグに溺れ借金まみれで身動きとれなくなったジュリアンに男娼をさせたりとそれはもう悪い男でした。
イケメンなのに極悪です。
リップさえいなければジュリアンは幸せなのに・・・!!と、リップの存在に嫌悪しつつ、それでもカッコよく見えてしまう不思議(真顔)

この映画の見どころ(超個人的)は、ジェ、ロバート・ダウニー・Jrです。
物憂げな眼差しと、全身から漂う生を手放してしまいそうな危うさに目が離せませんでした。この間、ロバート・ダウニー・Jrのドキュメンタリーっぽいのがやっててね。
薬物問題で何度も逮捕されて、私生活も何もかもドン底ともいえる低迷期を過ごしてきてそれはもう地獄だったよ。
みたいなことをサラりと言っていたのが印象的でした。
その後はもう薬物もキッパリやめてご存じの素晴らしい人気っぷり。
そんな彼だからこそ、この映画の演技も物凄くソレっぽいというかさ。
勘当された親にお金の相談をしに行くシーンとかドラッグでヘロヘロになってる無様な姿とか、海での虚無感漂う姿とかなんか薬物スイッチが入ってるオンとオフとでこんなにも違うんだなーとかそういうところをマジマジと観てしまった。

初めて観たときはジェームズ・スペイダーカッコイイ!!とかそこは今も変わらないのだけど、ジュリアンのダメっぷりに振り回される親友クレイに同情したりしてました。
演技がどうこうとか観ていなかったかもしれない。
で、いろんな映画を観るようになって薬物に溺れていく映画もいくつか観てレス・ザン・ゼロを再度観て、すごく重く記憶に残る。ほどの薬物への溺れっぷり。の演技がスゴイなーと思ったわけです。
やっぱりこどもの頃から演技をしていて、演じるということが好きでずっと演じ続けるためには、このままじゃいられないっていうそんな強い想いが薬物から立ち直らせたのでしょうか。ね。

そんなドキュメンタリーを観たからでしょうか。
ジュリアンに対する思い入れがちょっと強くなったようです。
ああ、なんか全く上手にまとめられなかったなぁ。
ごめんね、ジュリアン。


お気に入りポイント

  • クレイがジュリアンを説得するところ
  • ジュリアンが海岸にいるシーン

わたくし
わたくし

ジュリアンは純粋すぎた

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