
みなさまコンバンハ。本日わたくしラブ彦はゴキゲンです。楽しい気分なのですよ。
理由はシンプルにビール片手にコメディ映画を観て大爆笑したからです。
いいじゃないか!もうそれだけでゴキゲンになれるなんて!!
ちょっとイヤなことがあったりもしたけれども。笑

サラリと黒い何かを吐くのもだいじ
でも思いっきり笑える映画観たらゴキゲンですね。わたくしの悩みなんてたいしたことなかった。
というわけで本日観た「奇人たちの晩餐会」というフランスのコメディ映画について語る。これ面白くて何度か観てるのだけれど。おすすめです。
1998年の公開のフランス映画。コメディ映画。
*キャスト*
フランソワ・ピニョン:ジャック・ヴィルレ(すごく変わり者。税務局勤務)
ピエール・ブロシャン:ティエリー・レルミット( 出版社社長。お金持ち)
ジュスト・ルブラン:フランシス・ユステール(ピエールの妻の元恋人)
ルシアン・シュヴァル:ダニエル・プレヴォスト(ピニョンの同僚。優秀。変人。)
クリス>ティーヌ・ブロシャン:アレクサンドラ・ヴァンダヌート(ピエールの妻)
マルレーヌ・サスール:カトリーヌ・フロ(ピエールの愛人。色情狂)
コルディエ:エドガー・ジヴリー(ピエールの仲間)
ソルビエ:クリスチャン・ペレイラ(ピエールのかかりつけ医師)
パスカル・ムノー:ダニエル・ルッソ( 女好き)
この紹介からして面白そうな予感がしてくると思いませんかね。
困った。馬鹿が見つからない・・・
そんな台詞をこぼす人でなしの男性。
彼は、毎週水曜日にバカを招待して晩餐会を開くのです。
その晩餐会でとっておきの馬鹿、馬鹿の中の馬鹿を招待しその馬鹿っぷりを仲間とともに嘲笑う。というね、なんとも悪趣味な宴を開くわけですが・・・
その主催者の彼。
馬鹿が見つからないもので、自分の友人が見つけてきた馬鹿を招待することに。
友人が見つけてきた馬鹿(最高峰の馬鹿)が自分の家に来るにもかかわらず、当の本人は、ぎっくり腰で動けないでいる・・・
じつはコイツも馬鹿なのか?なんて思いつつ、とうとう最高峰の馬鹿が家にやってきて・・・
あとはもう、笑うしかない1時間ちょいのコメディ。観てほしい。
面白いなーと思うのが、メインとなる舞台は家の中なのね。
まぁ豪邸なんだけれど、主催者と最高峰の馬鹿のやりとりでいろんな人間を巻き込んでいき、巻き込まれた人間もとんでもないことになってしまうというね。
家の中での出来事なのにスケールが物凄くでかくなっていって、ホントなんでこんなバカなの?って涙が出るほど笑えます。
ちなみに、はじめて観たとき、まともにビールは飲めませんでした(笑)
うーん。
映画とか音楽とか小説とか美術館とか、物語やブログもそうかな。
誰かがつくったものってさ、パワーがあるよね。
プラスでもマイナスでもさ、その人が生み出す空気とかに触れると立ち止まっていたものが、また動きだすようなそんなパワーをもらうことが出来ます(個人的に)
まぁそれをアップにするのもダウンにするのも自分次第だけど。
素晴らしいものとかって若干腐りかけてるようなときに感じると物凄い刺激になる。
嗚呼、こうして腐ってるのが勿体無いなーって思うんだよね。
でも、ネガテイブな思考も腐ることも時には必要なんだと思ってる。
精神的に病むときって、きっと生きていくうえでクリアな視界でいるために必要な時間なんだと思うなー・・・と。
人の痛みの大きさや、悲しみの重さなんて、その人にしか解らないし本人だって、それがどの程度のものか気付いちゃいないときだってあるだろうけれど、そういうのって、もうマヒしてたりする時がある。特に本人は気付かないから周りが気付いてやらなきゃならないときもあるのよね、きっと。
うん。
そして、そんな気分のときは映画を観に行ったりしてもいいよね。
と、あれ。
なんか物凄く馬鹿馬鹿しくて面白くて笑える映画を観たレビューをしているのに、最後ちょっと真面目っぽい。気がする。いや、気がするだけかもしれない。
- ピニョンさん
- 方々にかける電話のやりとり
今回のお気に入りポイントは、ピニョンさんです。みなさんも追いかけてください。
それにしてもフランス映画っていいな。美しいっていうか。
コメディでもなんていうか美しさがあるように思う。オシャレだよね。

なんでだろうか。おフランスだからなのか(謎)